2011'03.30 (Wed)
☆ ペットの居場所がない避難所 ☆ ~ わずかな受け入れ枠 ~
東京都でも被災者の受け入れがはじまっていますが
あまりにもペットの受け入れ枠が少なすぎる気がします
避難所 ペット居場所ない 受け入れ枠わずか
東日本大震災では、ペットも被災した。飼い主にとり大切な「家族の一員」だが、首都圏の各避難所ではペットの受け入れスペースはわずか。避難所に着いても中に入れず、飼い主と一緒に寒い車内などで過ごすケースも出ている。 (佐藤大)
福島県浪江町から各地の避難所を経て、二十三日に味の素スタジアム(東京都調布市)に避難してきた中学三年福島みなみさん(15)。その夜は駐車場の車の中で愛犬のミニチュアダックスフント「バク」(オス、三歳)と明かした。
母親のこずえさん(39)らと避難所に着いたが、バクを連れて中に入ることができなかった。室内飼いなので、屋外につなぎっぱなしにしてはおけない。「寂しくないように」と軽自動車の車内で一緒に過ごした。暖房はつけず、毛布をかけて寝ると、バクが潜り込んできた。夜には雪もちらついたというが、みなみさんは「寒くても平気」と笑顔でバクを見つめた。
味の素スタジアムでは、ペット用に会議室を開放しているが、すでに犬八頭が入り「満室」だ。担当者は「もっと受け入れたいが、においや騒音を嫌う人もいる」と説明する。同じく避難所の東京武道館(足立区)でも犬五頭、猫一匹が入り、「空き」は二頭分しかない。犬三頭がいる東京ビッグサイト(江東区)では、犬ならあと七頭程度までは、受け入れが可能という。
(東京新聞)
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